最初の出会い「飛天舞 アウトライブ」に思いをはせて
完売になられたとのこと。 うれしい限りです。
シネマコリア様、本当におめでとうございます。
チョン・ジニョンssiとシン・ヒョンジュンおっぱの共演第3作目。
けれど、お二人を思い浮かべる時にいつも思い出すのは、
やはり「飛天舞 アウトライブ」
私にとっても初めての出会い・・・。
暗殺集団の頭領チャラハンとなり数々の手柄を立てながらも、
その目はさびしく遠くを見つめています。
長い髪をなびかせ歩く姿と共に、
剣の先に結ばれた緋色の古ぼけた紐も悲しく風にゆれる。
なぜ、こんなに悲しそうな瞳をしているのだろう・・・。
そして、チャラハンことジナが思い出すのは、ソルリとの大切な記憶。
こどもの頃の出会いから、互いに惹かれあい育てた恋心。
そんな純粋な思いも、互いの運命に翻弄されていく。
ジナのまだ若く一途な思いが、その無垢な瞳や表情に表れています。
自分の出生を知り、思わぬ策略で崖から落ちていく時の
あのまなざしは、忘れられません。
数年後、ソルリに裏切られた恨みを抱きながらも、
あきらめきれぬ切ない想いが、ユ・ジナを変えていきます。
相手を鋭く見上げる目、時折見せる哀しい目。
そして、ソルリとの再会。(ジナの、心に秘めた想いが胸を痛くします。)
ジナとソルリの宿命に、物語の最後までどんどん引き込まれていきます・・・。
見終わって、心がふるえます・・・。切ない・・・。
でも、そんなジナの人生でも、彼の孤独な心を支え見守ってくれた
人達の気持ちを感じられたからこそ、救いがあったのかもしれません・・・。
そんな男たちの友情に、胸を熱くした作品でもありました。